06:46 ◎ミール、反落=油は続落〔シカゴ大豆製品〕(19日)

 大豆になびきミールは反落、9月きりは4.90ドル安の302.50ドルで引けた。
 ファンド筋は2000枚を売り越した。
 米農務省が発表した最新の週間輸出成約高は、22万5300トンとなり、事前予想の5万〜15万トンを上回った。
 油は大豆や原油の下落につれて続落。9月きりは0.97セント安の39.89セントで終了した。
 ファンド筋は4000枚を売り越した。
 米農務省が発表した最新の週間輸出成約高は、1万2400トンとなり、事前予想の2万〜4万トンを下回った。(ロイターES時事)
06:43 ◎反落=下値は限定的〔シカゴ・トウモロコシ〕(19日)

 反落。9月きりは4.25セント安の414.25セントで引けた。ただ小麦高に加え、輸出成約高が約16年ぶりの高水準となったことが下支えとなり、下値は限定的だった。
 ファンド筋は7000枚を売り越した。
 米農務省は最新の週間輸出成約高が288万8600トンになったと発表した。これは事前予想の130万〜170万トンを大きく上回り、1994年12月以来、約16年ぶりとなる高水準。黒海諸国が干ばつのため、穀物生産の減少を余儀なくされていることが、米国産への需要急増につながった。(ロイターES時事)
06:41 ◎続落=高寄り後に利食い売り〔シカゴ大豆〕(19日)

 利食い売りに続落、9月きりは18.50セント安の1016.75セントで引けた。
 好調な輸出成約高を背景に高寄りしたものの、その後は、米大豆作物が過去最高の収穫高になる可能性があるとの見方を受けた利食い売りが優勢になった。
 ファンド筋は4000枚を売り越した。
 米農務省は最新週の週間成約高が223万1100トンとなったと発表した。事前予想は190万〜220万トンだった。(ロイターES時事)
21:22 ◎ロシア、穀物500万トン輸入検討=地元紙

 【モスクワ時事】19日付のロシア紙ベドモスチは、干ばつ被害の拡大で同国の穀物生産が減少する見通しとなっているのを受けて、農業省が今年度約500万トンの穀物を輸入することを検討していると報じた。
 輸入先としてはカザフスタンなど近隣諸国となる可能性が大きいが、最終決定はまだ下されていないという。ロシアが穀物の純輸入国になるとすれば11年ぶり。(了)
11:24 ◎シカゴ・コーン、上値試しか=輸出拡大背景に〔商品先物情報〕(19日)

 シカゴ・トウモロコシ相場は、米国産の輸出拡大を背景に下値を切り上げている。新穀12月きりは時間外(日本時間午前10時40分現在)で、11日の直近安値405.75セントから6.9%高い433.75セント付近で取引されている。
 米トウモロコシをめぐっては、米農務省が11日、民間輸出業者からの報告として、定期的な買い手であるメキシコやエジプト、日本などに対して計100万トン近くを売却したと発表。17日にも日本向けに12万トンを、18日にはエジプト向けに24万トンを売却したと公表した。
 こうした中、米農務省が19日に発表する週間輸出成約高(6〜12日)は、前週の91万8500トンを大きく上回るとの見方が出ている。市場筋によると、シティバンクが18日、アナリスト予想として140〜180万トンの数値を示している。
 住友商事総合研究所経済調査部のシニアエコノミスト、翁田紘希氏は「小麦の代替としての需要が高まっており、輸出は堅調に推移する公算が大きい。クロップツアーでイールド(単位面積当たりの収量)の低下見通しが出ていることもあり、シカゴ相場は上値を試す」とみている。
 今週、始まった米農業調査会社プロファーマー主催の米中西部クロップツアーでは、トウモロコシのイールドについて、オハイオ州が165.6ブッシェル(8月の需給報告は176.0ブッシェル)、インディアナ州が167.1ブッシェル(同176.0ブッシェル)、ネブラスカ州が158.3ブッシェル(180.0ブッシェル)との見方を示している。(了)