08:09 ◎米アイオワ州のコーン、イールド低下へ=大雨の影響で―調査員

 【ウィンターセット(アイオワ州)ロイターES=時事】米農業調査会社プロファーマー主催の米中西部クロップツアー(実地調査)に参加した調査員は18日、アイオワ州中南部のトウモロコシ産地のイールド(単位当たり収量)が平年を下回る可能性があるとの見解を示した。作付け作業の遅れや夏季の大雨が原因。
 トウモロコシ畑5カ所の調査を基に試算したトウモロコシの平均イールドはエーカー当たり127.9ブッシェルと、前年同期の調査結果141.1ブッシェルを下回る。これは3年平均の150.4ブッシェルを大幅に下回る水準。ただ、同州南西部では平年を上回る見通しという。
 一方、同州中南部の大豆産地のイールドは、ほぼ平年並みになるとみられる。(了)
06:44 ◎4営業日ぶり反発=テクニカルな買い戻しに〔シカゴ小麦〕(18日)

 テクニカルな買い戻しが入り、4営業日ぶりに反発した。9月きりは、5.00セント高の656.00セントで引けた。
 米農務省が19日に発表する週間輸出成約高は、黒海沿岸地域での干ばつ被害を背景に、大幅増になるとの見方が浮上している。
 ファンド筋は5000枚の買い越し。
 ロシアと関税同盟関係にあるベラルーシとカザフスタンは、穀物輸出の禁止措置でロシアに追随しない方針を決めた。(ロイターES時事)
06:42 ◎ミールは続伸=油は反落〔シカゴ大豆製品〕(18日)

 大豆ミールは続伸。9月きりは、0.90ドル高の307.40ドルで引けた。ファンド筋は1000枚の買い越し。大豆油とのスプレッド取引により、押し上げられた。
 大豆油は反落。9月きりは、0.73セント安の40.86セントで終了した。ファンド筋は4000枚の売り越し。大豆安に圧迫された。(ロイターES時事)
06:41 ◎続伸=小麦につれ高〔シカゴ・トウモロコシ〕(18日)

 続伸。9月きりは、3.75セント高の418.50セントで終了。新穀12月きりも、3.25セント高の433.25セントで取引を終えた。
 小麦相場のテクニカルな反発に加え、米農務省が19日に発表する週間輸出成約高が大幅輸出増見通しにあることに、支援された。
 ファンド筋は8000〜1万枚の買い越し。(ロイターES時事)
06:38 ◎反落=豊作見通しが圧迫〔シカゴ大豆〕(18日)

 反落。9月きりは10.00セント安の1035.25セントで終了、新穀11月きりも11.25セント安の1030.75セントで取引を終えた。
 米中西部における気温低下を受けて、今年産大豆の記録的な豊作見通しが台頭、相場の圧迫要因になった。ただ、小麦やトウモロコシ相場の上昇に加え、米農務省が19日に発表する週間輸出成約高が大幅輸出増見通しとなっているため、下げ幅は限定された。
 ファンド筋は5000枚の売り越し。(ロイターES時事)